苫米地式コーチングとは
元祖にして、最新の「自我の書き換え技術」
認知科学が解き明かす、再現性のある「変革」
苫米地式コーチングとは、元祖にして最新の「自我の書き換え技術」です。
誤解のないよう、最初にお伝えします。
これは誰かに心を操作されるものではありません。
脳の指揮権(コントロール)を、あなた自身の手に取り戻すための技術です。
人間は、脳の仕組み上、自力では「現状の延長線」から抜け出せません。
過去の成功体験に最適化された脳は、無意識に未来を「想定内」に固定してしまいます。
もしあなたが、想像すらできない非連続な飛躍、現状の「外側」にある世界を望むなら、精神論や経験則に頼るのは得策ではありません。
思考や行動を生み出す、脳内の「情報処理システム(心)」そのものにアプローチし、 あなた自身の手で、論理的に書き換える必要があります。
私が提供するのは、単なる対話やアドバイスではありません。
最新の「認知科学」によって裏付けされた、極めて論理的なメソッドです。

「心」を関数の集合としてとらえる認知科学
認知科学とはAI(人工知能)研究と共に発展してきた最先端の科学領域です。
かつて「心」や「精神」といった曖昧な言葉で語られていた人間の内部プロセスを、情報処理のシステムとして解明し、「数理モデル」によって記述・説明しようとする試みです。
私たちはこの科学的知見を用い、あなたの「心」をブラックボックスとしてではなく、書き換え可能な「プログラム」として扱います。
そのプログラムの中核を成すのが、「関数」としての自我です。
「自我」という関数を書き換える

認知科学では、「自我」とは固定された実体ではなく、宇宙を認識・評価するための「関数」と考えます。
目の前の現実は絶対的なものではなく、あなたの脳内関数が選び出した一つの結果という立場を取ります。
多くの人は「自分を変えれば、世界が変わる」と考えますが、認知科学のアプローチは逆です。
「ゴールを設定すると世界を選び出され、結果として自我(関数)が変わる」
ゴールとは、「未来の全可能性を、重要度順に並び替える関数」のことです。
現状の延長線にない「とんでもない未来」をゴールに設定すると、脳はその世界を重要と認識します。 そして、その未来側の臨場感を物理的現実以上に高めた瞬間、 脳は未来こそが「本来の居場所」であると認識します。
その結果、無意識(自我)がその世界へ適応するよう、自動的に書き換えを始めるのです。
圧倒的メリット:脳の自動操縦
なぜ、自我が書き換わると、勝手にゴールへ運ばれていくのか。
その秘密は、人間に備わる「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」にあります。
この機能は、体温などの物理的身体だけでなく、
脳内の「情報空間(自己イメージ)」も維持の対象としています。
ゴール設定によって、現状から遥か離れた未来のリアリティを極限まで高めた時、脳はその未来こそを「維持すべき正常な状態」と認識します。
するとホメオスタシスは、現状とのギャップを埋めるべく、
強烈なエネルギーであなたを未来側へ押し出し始めます。
歯を食いしばる努力は不要です。
自動操縦システムに委ねたように、気付けばゴール側へ運ばれている。
それが、苫米地式コーチングの威力です。
なぜ「利他性」が必要なのか

この人間にもともと備わっている強力な自動操縦システム(ホメオスタスシス)を、最大出力させる条件。それが、「利他性(高い抽象度)」です。
なぜ、利他性が求められるのか。
道徳的な理由ではありません。
現状の「外側」へ、ゴールを確実に設定するためだからです。
自分の利益だけに固執している限り、意識はどうしても「現在の自分」や「物理的な制約」に縛られ、現状の延長線から抜け出すことができません。
しかし、視点を「自分」から「社会」や「世界」へと引き上げた瞬間、
私たちは現状の制約を離れ、遥か遠くの未来をゴールとして認識できるようになります。
ゴールが現状から離れれば離れるほど、
ホメオスタシスが生み出すエネルギーは増大します。
利他性とは、現状という重力を振り切り、
視点を遠くへ飛ばすための、「条件」なのです。
元祖にして最新のコーチング技術
世界のトップに秘密裏に行われた、1対1の技術
コーチングの元祖、ルー・タイス氏。
彼の構築した教育プログラムは、NASAや米国防総省、フォーチュン500企業などに導入され、世界中で数千万人の人生を変えてきました。
しかし、彼が真にその手腕を振るったのは、各国の元首や世界的企業のトップに対して、公にはされず「秘密裏」に行われた、1人対1人のパーソナルコーチングの場でした。
「行動主義」から「認知科学」へのパラダイムシフト
ルー・タイス氏は、1970年代から行動主義による心理学など、
その時代ごとの最新科学をプログラムに取り入れ、常に改良を続けてきました。
そして2000年代、彼はプログラムをさらなる高みへ引き上げるため、
苫米地英人博士にプログラムの改良を依頼しました。
博士は、1980年代からAI(人工知能)研究の最先端の研究者であるため、
AI(人工知能研究)とともに発展してきた認知科学界でも最先端を走ってきました。この認知科学の視点を言語学や脳科学に取り入れた、計算言語学・機能脳科学の分野においても世界トップの実績を持つ科学者です。
ルー・タイス氏の依頼を受けた苫米地博士は、従来のプログラムを認知科学の視点から再構築しました。
経験則や行動主義による心理学で説明されていた現象を、「内部表現」や「ホメオスタシス」といった脳の情報処理メカニズムとして解明し、より精緻で強力なメソッドへと進化させたのです。
その際、再構築された「1人対多人数」の教育プログラムは、
TPIE(成人向け)、PX2(中高生向け)として、現在も普及が進んでいます。
唯一の後継者指名、さらなる独自の進化
ルー・タイス氏は亡くなる直前、苫米地英人博士を「コーチングの後継者」として指名しました。
「1人対多人数の教育プログラム開発」だけでなく、
「世界のトップリーダーに行う1人対1人のパーソナルコーチング」も、苫米地博士が全て受け継いだのです。
「苫米地式コーチング」は、元祖ルー・タイス氏による、天才的直感ゆえに「孤高の秘技」ともいえる方法を核としつつ、「認知科学」「機能脳科学」に基づく苫米地博士が独自に確立したメソッドが融合されています。
ルー・タイス氏自身さえ「伝承不可能」だと考えていたこの1対1の技術を、
理論化し、現代につないだのが、現在もなお「現役最高のコーチ」である苫米地英人博士です。
元祖の「秘技」と、最新の「科学」の融合。
「苫米地式コーチング」は元祖にして最新の「自我の書き換え技術」なのです。