プロフィール
中澤 竜一
苫米地式認定コーチ補
有限会社中沢工務店 代表取締役
「かかりつけ工務店」のオヤジの顔
プロフェッショナル・コーチの顔
苫米地式コーチング認定コーチ補の中澤竜一と申します。
長野県千曲市で100年続く工務店、「中澤工務店」の社長でもあります。
地域のお客様の「住まいのかかりつけ」として、網戸の張り替えから新築を行う、昔ながらの工務店です。
普段は、作業着を着て千曲市内でゆったりと過ごす日々を送っています。
そんな私が、なぜ、ジャケットを着た「コーチ」でもあるのか？
少し不思議に思われるかもしれません。
しかし、私の中では「家づくり」と「経営」と「人づくり（コーチング）」は、全く同じ情熱で繋がっています。
どちらも、「心」が「現実」を決めるからです。
「たわごと」を「確信」に変える
まだ「図面」さえ無い未来を、誰よりも先に「ある」と認める
私がコーチとして提供するものは、あなたが口にする「たわごと（壮大な夢）」に対する、無条件の肯定です。
建築の世界では、詳細な設計図がなければ、誰もその建物の実現を信じません。
しかし、人生は逆です。
「自分にはできる」という根拠のない確信が先にあり、そのエネルギーが後から脳内の設計図を描き出すのです。だからこそ、私は図面やスケッチができる前の、誰かに話せば笑われるような段階でこそ、あなたの隣に立ちます。
そして、「それは、間違いなく建つ」と言い切ります。
私があなたの可能性を疑わない「未来の目撃者」として、その「たわごと」を「すでに在る現実」として観測し続けることで、あなたの脳は「未来側の自分」を現実として認識し始めます。すると、あなたの無意識が自動的に働き出し、空白だった設計図に、驚くべき速度で線が引かれ始めるのです。
工務店のオヤジがコーチになった理由
「心」が「現実」を決めるのを体感していた
私は、現場でも経営でも私は目先の利益より「見えない誠実さ」を貫いてきました。お客様にとって、本当に必要なら高額でもお勧めし、不要ならお勧めしない。
職人や顧客への敬意を欠き、うわべだけを取り繕った会社が、ひどい仕上がりの工事を繰り返し、静かに淘汰され消えていく姿を嫌というほど見てきました。
結局、建物も事業も、小手先の技術ではなく、その根底にある「心」の在り方が、存続というシビアな「現実」のすべてを決定づけていたのです。
これは「人間のマインド」と全く同じだと、気づくのはもう少し後のことです。
もがいていた、かつての私
かつての私は、順調な工務店経営の裏側で、見えない天井を感じていました。
仕事は有難いことに増える一方でしたが、朝から晩まで現場とデスクワークに追われ、働いて寝るだけの毎日。
「これ以上、どう頑張ればいいのか？」
そんな閉塞感を打破したのが、認知科学に基づくコーチング理論でした。
「現状の外側」へゴールを設定し、視座（抽象度）を高めること。それは、建物を平面的に見るのではなく、都市計画のような高い視点から俯瞰する感覚でした。
「誠実であること」「利他（自己犠牲）」の意味を履き違えていたのです。
本当の利他とは「かかわる全ての人」に利益をもたらすことです。
「かかわる全ての人」の中に自分も含めてよいことを学びました。
マインドが変わった結果、現実は劇的に変化しました。
以前より労働時間は減り、生活と時間にゆとりが生まれたにも関わらず、会社の業績は向上しました。 私がゆとりを持って全体を俯瞰できるようになったことで、思考の質が上がり、打つべき手立てが明確になったからです。
結果として、顧客からの評価はさらに高まり、協力業者からも「仕事がしやすくなった」と言われるようになりました。
「見えないマインド」を整えることで、人生という家の「住み心地」は、ここまで変わるのです。
この、心地のよさを、多くの人と分かち合いたい。
特に、誠実・利他的であるが故に、もがいていた、かつての私の様な人と分かち合いたい。と思いコーチの道へ進みました。
「あなたなら、できる。」
私は、あなたの人生の「設計士」でも「現場監督」でもありません。
人生というプロジェクトにおいて、どのようなビルを建てるか、どう生きるかを決める「設計士・現場監督」は、あくまであなた自身です。
私は、あなたの代わりに図面を描くことも、施工法を教えることもしません。
しかし、あなたが「現状」という重力に負けそうになった時、あるいは、自分の語る夢の大きさに怖気づいた時、私はその隣で、一人のコーチングの実践者として、こう伝え続けます。
「大丈夫。あなたならできる。」と。
どんなに荒唐無稽に見える「たわごと」であっても、苫米地式コーチングにはそれを実現するマインドをつくる技術があります。